自治体の電子入札は、慣れていないと 「ログインできない」「ICカードが読めない」「証明書が選べない」 など、入口でつまずきがちです。特に近年は ブラウザ環境(IE前提→Edge対応) の変化が大きく、以前の手順のままだと動作しないケースもあります。当社 アーストPCサポート では、電子入札に必要な環境準備~動作確認までを、状況に応じてまとめて支援できます。
ご依頼内容(導入事例)
印刷会社様より、「地元の都道府県・市区町村の入札に参加するため、電子入札を利用できるPC環境を整えてほしい」というご依頼をいただき、当社にて導入支援を行いました。
ご相談時点での状況としては、PC自体は新しいものをご用意済みでしたが、電子入札は自治体ごとに要件が異なり、必要機器や設定が分かりにくいため「このPCで本当に参加できるのか」「何をどこまで設定すればよいのか」を整理したい、という背景がありました。
サポート内容(当社が実施した作業)
1)事前確認:対象自治体の推奨環境の確認

まず、電子入札の推奨環境(OS・ブラウザ要件など)を自治体サイトで確認し、お客様のPCが条件を満たしているかをチェックしました。
今回はお客様が 横浜市 在住ということで、同市の入札関連ページを参照し、動作条件を満たしていることを確認しました。
2)機器準備:ICカードリーダの選定・用意

次に、USB接続のICカードリーダを準備しました。
電子入札で使用するICカードリーダは、ICカード(証明書)の発行元が指定する機器である必要があるため、対応機種を前提に手配・確認を行いました(誤って非対応の安価なリーダを購入してしまうケースがあるため、ここは特に注意が必要です)。
3)PC側設定:ICカードリーダ接続・認識設定
ICカードリーダをPCへ接続し、利用できる状態になるよう設定(認識確認)を行いました。
4)ブラウザ設定:セキュリティ設定の調整
電子入札サイトを正常に利用できるよう、ブラウザ側のセキュリティ設定を実施しました。
(要件に合わせて、該当ブラウザを前提とした設定を行っています。)
5)実行環境の導入:指定バージョンのJavaインストール
入札システム側の要件に合わせ、対応するバージョンのJavaをインストールし、動作に必要な環境を整えました。
まとめ|自治体の電子入札(オンライン入札)環境構築のポイント

今回のご依頼者様のように、都道府県や市区町村関連の仕事をされている方も多いと思います。こうした案件の多くは入札方式のため、無事に落札されて初めて業務の依頼につながるという流れになります。
そして近年、多くの自治体がオンライン入札(電子入札)の形をとっており、参加するには パソコンとインターネット環境に加え、入札のための環境構築(ICカード/カードリーダ/ソフト導入/ブラウザ設定など) が最低限必要です。
さらに厄介なのは、自治体(または利用している電子入札システム)によって 推奨環境や設定内容が異なることです。解説も分かりにくい場合が多く、特に初めての方は 「何が足りないのか」「どこで止まっているのか」 の切り分けに苦労しやすいポイントです。
その点、当社 アーストPCサポート では同様のサポート実績が多く、電子入札に必要な環境準備から動作確認まで、状況に応じてまとめて支援できます。
サポート内容(当社でできること)
1) 現状ヒアリング・切り分け
どの自治体・どの電子入札システムか
OS/ブラウザの状況
ICカード(認証局)とカードリーダの型番
エラー内容(画面・メッセージ・発生タイミング)
2) 機器・ソフトの導入支援
ICカードリーダの選定(指定・推奨機種の確認含む)
ドライバ導入
認証局ソフト/電子入札補助アプリ導入・更新
3) ブラウザ/PC設定調整
Edgeの設定(ポップアップ許可、サイト権限、キャッシュ周り)
Windows設定の確認(時刻、権限、証明書ストア関連)
セキュリティソフトの例外設定(必要な範囲のみ)
4) 動作確認・本番前チェック
ログイン~証明書選択~提出操作の一連チェック
入札前日の最終確認(締切直前の事故防止)
5) 社内ネットワーク要因の調査補助
FW/プロキシ影響の切り分け(どこで遮断されているかの確認)
会社内PC特有の制限(管理者権限、ポリシー)への対応方針整理
「電子入札の環境を構築したい」「現在の環境で電子入札ができるか不安」といった入札システム環境に関して、状況に応じたリモート対応/訪問対応など、柔軟に対応を行います。サポートをご希望の方は、お気軽にご相談ください。


