LINEの他にもメッセージ用ツールを持っておこう
スマホを持ち歩くようになって、通話やチャットができるさまざまなコミュニケーション用ツールが使われるようになりました。中でも「LINE(ライン)」は、テレビCMで大々的に宣伝されたこともあり、国内のスマホユーザーの大半が利用する定番ツールとなっています。
LINEは素晴らしいツールですが、スマホでの連絡手段をLINEだけに頼るのは、実はかなり危険。LINEは設定や機種変更、通信状況の影響で使用不能になることがあります。とくに海外では要注意。通信状況の変化により思わぬトラブルが発生し、場合によっては連絡手段が断絶する事態に陥ってしまうこともあるようです。
LINEの特徴
【メリット】
使ってる人が多い
使いやすい
スタンプが豊富
【デメリット】
端末が「スマホ1+PC1+iPad1」の最大3台まで(→他端末で再ログインが困難)
機種変更の際、移行に失敗するとデータがすべて消える
友だち登録が面倒(特に格安SIMを使っていると友だちID検索ができないことは致命的)
ビジネスでは使いにくい
ということで、LINEがトラブった時の連絡手段として、LINEともう一つ連絡ツールを持っておくことをオススメします。
まず、おすすめしたいのが「Skype(スカイプ)」。
2000年代始めにインターネット電話ツールとしていち早く登場したSkypeですが、現在ではチャットやビデオ通話の機能も備え、LINE同様に手軽に使えるメッセージングツールとして定着しています。
Skypeは2011年にMicrosoft社に買収されたのち、技術改良も進み、より安定した便利なツールに進化しています。そして、もちろん無料で使えます。
一般電話との通話やWeb会議機能など、ビジネスの現場でも便利な各種機能が用意されており、プライベートの連絡だけでなく、社内間・取引先・顧客との連絡にも大いに役立つツールです。
LINEは、絵文字やスタンプを多用しフレンドリーな会話を楽しむことを得意としているため、ビジネス・シーンには馴染まないと考える人も多く、そうした意味でもビジネス上でのやりとりにはSkypeはおすすめです。
Skypeの特徴
従来の「Eメール&電話」での連絡よりも格段に便利
プライベートの連絡だけでなく、社内間・取引先・顧客との連絡にも便利
比較的低速な回線やファイアウォールの内側でも高音質の通話が可能
他にも、有名どころのコミュニケーション用ツールとして、Facebookの「Messenger(メッセンジャー)」や、「Googleハングアウト」があります。それぞれの特徴は以下のとおり。
ハングアウトの特徴
Gmailのサブ機能として用意されている
Gmailのアカウントさえあれば簡単に使えるのは便利
機能性や操作性は低い
Messengerの特徴
Facebookのサブ機能として用意されている
Facebook付属のツールなので実名の安心感がある
Facebookやっていない人とは、繋がらない
機能性や操作性は低い
その他にも、チャットや通話の機能を持った同様のアプリはいくつも登場していますが、知名度やユーザー数の点から言うと、上記の3つには及びません。
さらに、お客様・取引先・スタッフ・友人・家族とのやりとりで、さまざまなツールを使い比べてきた結果、アーストの“イチ推し”は、やっぱりSkype!
LINEしか使っていないという方はぜひ参考にして、他の連絡ツールも使ってみてください。
トラブル時の代替となるだけでなく、それぞれの特徴を生かし、会話相手やシーンによって使い分けるのもおすすめです。
- Skype
- ハングアウト
- Messenger