お客様の声
以前から、自分で書きためていた文章をいつか一冊の本のようにまとめたいと思っていました。
ブログやSNSに少しずつ投稿することも考えましたが、せっかくなら電子書籍として形にして、家族や知人にも読んでもらえるようにしたいという気持ちがありました。
ただ、電子書籍といっても、EPUBという形式が必要だと聞いても、何をどう準備すればよいのか分かりませんでした。文章データはWordで作っていましたが、それをそのまま電子書籍にできるのか、表紙はどう作るのか、Amazon Kindleや楽天Koboに出すには何が必要なのか、自分だけでは判断できない状態でした。
アーストさんに相談したところ、いきなり出版手続きに進むのではなく、まずは文章の整理、見出し構成、画像の扱い、表紙デザイン、EPUB化の流れなどを順番に説明してもらえました。
電子書籍は難しいものだと思っていましたが、実際の画面を見ながら一つずつ確認できたことで、自分でも流れを理解しながら進めることができました。
本としてまとめたい文章がある方や、自分史、作品集、活動記録などを電子書籍にしてみたい方にとって、こうしたマンツーマンのサポートはとても心強いと思います。
ご相談内容
今回ご紹介するのは、自分で書いた文章や活動記録を電子書籍として公開したいというご相談です。
電子書籍は、スマートフォン、タブレット、パソコン、電子書籍リーダーなどで読むことができるデジタル形式の本です。
以前は、出版というと出版社を通した紙の本をイメージする方が多かったかもしれません。しかし現在では、個人でも電子書籍を作成し、Amazon Kindleや楽天Koboなどのサービスを通じて公開・販売できるようになっています。
その一方で、電子書籍を作るには、文章をただPDFにするだけではなく、読みやすい構成、見出しの整理、表紙画像、EPUB形式への変換、各販売サービスの入稿ルール確認など、いくつかの準備が必要です。
電子書籍としてまとめやすい内容
電子書籍に向いている内容には、次のようなものがあります。
- 自分史や人生の記録
- 小説やエッセイ
- 詩集や短編集
- 写真集や作品集
- 趣味や活動の記録
- 仕事で得たノウハウ
- 講座やレッスンのテキスト
- 地域活動や団体活動の記録
紙の本として印刷するほどの部数は必要ない場合でも、電子書籍であれば、少ない費用で公開しやすいのが特徴です。
EPUBとは
EPUBは、電子書籍で広く使われているファイル形式のひとつです。
簡単にいうと、電子書籍をスマートフォンやタブレット、電子書籍リーダーなどで読みやすく表示するための形式です。
EPUB形式の電子書籍は、読む端末の画面サイズに合わせて文字の折り返しが変わったり、文字サイズを変更できたりするため、小さなスマートフォン画面でも読みやすくなります。
PDFとの違い
電子書籍というと、PDFを思い浮かべる方も多いと思います。
PDFは、紙面のレイアウトをそのまま固定して見せたい場合に向いています。チラシ、申込書、パンフレット、印刷用データなどではPDFがよく使われます。
一方、EPUBは、読む環境に合わせて文字の大きさや行の折り返しが変わるため、文章を読む電子書籍に向いています。
- PDF:紙面の見た目を固定して表示しやすい
- EPUB:端末に合わせて文章を読みやすく表示しやすい
小説、エッセイ、自分史、ノウハウ本など、文章を中心とした電子書籍では、EPUB形式が選ばれることが多くなっています。
日本語の電子書籍にも対応しやすい形式
EPUBは、縦書き、ルビ、目次、画像の挿入などにも対応できるため、日本語の電子書籍にも使いやすい形式です。
特に、小説や自分史のように、文章を読みやすく整えたい場合には、見出しや章立てをきちんと作っておくことが大切です。
ただし、縦書きやルビを使う場合は、変換ソフトや販売サービス側での表示確認が必要になります。作ったEPUBファイルが、どの端末でも意図した通りに見えるとは限らないため、公開前の確認が重要です。
電子書籍出版の現在
電子書籍は、以前よりも身近な出版方法になっています。
国内の電子書籍市場は拡大を続けており、スマートフォンでマンガや書籍を読むことも一般的になりました。
また、個人が自分の作品や文章を電子書籍として公開するための環境も整ってきています。
個人でも電子書籍を公開しやすい時代に
現在は、Amazon Kindle Direct Publishing、楽天Koboライティングライフなど、個人でも電子書籍を公開できるサービスがあります。
こうしたサービスを利用すると、出版社を通さなくても、自分で作成した電子書籍をオンラインで販売・公開できます。
もちろん、公開するにはアカウント登録、書籍情報の入力、表紙画像の用意、本文データの作成、価格設定などが必要です。
しかし、以前と比べると、個人が電子書籍を作って読者に届けるまでのハードルは大きく下がっています。
電子書籍化で大切なのは「読みやすさ」
電子書籍は、データを作れば終わりではありません。
読者が読みやすいように、本文の構成や見出し、改行、画像の配置、目次の作り方などを整える必要があります。
特に、Wordなどで書いた文章をそのまま電子書籍に変換すると、余計な改行が入ったり、見出しが正しく認識されなかったりすることがあります。
そのため、電子書籍化の前に、本文データを整理しておくことが大切です。
電子書籍を作るために準備するもの
電子書籍を作るには、本文だけでなく、いくつかの素材や情報を準備する必要があります。
本文データ
まず必要になるのが本文データです。
Word、Googleドキュメント、テキストファイルなどで作成した文章をもとに、電子書籍用に整理していきます。
本文を整理するときは、次の点を確認します。
- 章立てが分かりやすいか
- 見出しの階層が整理されているか
- 不要な空行や改行が多すぎないか
- 誤字脱字がないか
- 表記ゆれがないか
- 読者が読みやすい流れになっているか
電子書籍では、本文の見た目だけでなく、目次や章の構造が読みやすさに大きく関わります。
表紙画像
電子書籍では、表紙画像も重要です。
表紙は、販売ページやライブラリ画面で最初に見られる部分です。内容に合ったデザインにすることで、読者に本の雰囲気を伝えやすくなります。
表紙を作るときは、次の点を確認します。
- 本の内容が伝わるか
- タイトルが小さな画面でも読めるか
- 著者名が分かりやすいか
- 画像の解像度が足りているか
- 販売サービスの推奨サイズに合っているか
表紙は見た目の印象だけでなく、電子書籍ストア上での見つけやすさにも関係します。
著者情報・書籍情報
電子書籍を公開する際には、本文以外にも書籍情報を入力します。
- 書籍タイトル
- 著者名
- 内容紹介文
- ジャンル・カテゴリ
- キーワード
- 価格
- 販売地域
特に内容紹介文は、読者が購入や閲覧を判断する大切な情報です。
長すぎず、短すぎず、「どのような本なのか」「誰に向いているのか」が伝わる文章にしておくとよいでしょう。
EPUB作成でつまずきやすいポイント
EPUB作成では、初めての方がつまずきやすい部分がいくつかあります。
見出しや目次がうまく反映されない
電子書籍では、見出し構造をもとに目次を作ることがあります。
しかし、本文データの見出しが正しく設定されていないと、目次がうまく作られなかったり、章の区切りが分かりにくくなったりします。
Wordなどで本文を作る場合も、文字を大きくするだけではなく、見出しスタイルを正しく使うことが大切です。
画像のサイズや配置が崩れる
写真や図版を入れた電子書籍では、端末によって画像の見え方が変わることがあります。
画像が大きすぎるとファイルサイズが重くなり、逆に小さすぎると読みにくくなります。
写真集や作品集の場合は、画像のサイズ、圧縮、配置、キャプションの入れ方を確認しながら進める必要があります。
縦書きやルビの確認が必要
小説や自分史では、縦書きやルビを使いたい場合があります。
EPUBでは縦書きやルビに対応できますが、作成ソフトや販売先によって表示の確認が必要です。
公開前には、プレビューソフトや販売サービス側の確認画面で、意図した通りに表示されているか確認することが大切です。
電子書籍公開までの流れ
電子書籍を公開するまでの流れは、一般的に次のようになります。
1. 本にしたい内容を整理する
まずは、電子書籍にしたい内容を整理します。
すでに文章がある場合は、章立て、見出し、掲載順を確認します。これから書く場合は、最初に全体の構成を決めておくと進めやすくなります。
2. 本文を整える
本文データを読みやすい形に整えます。
誤字脱字の確認、表記ゆれの修正、見出しの整理、不要な改行の削除などを行います。
3. 表紙を作成する
電子書籍の内容に合わせて表紙画像を作成します。
販売ページで小さく表示されてもタイトルが読めるように、文字の大きさやコントラストにも注意します。
4. EPUB形式に変換する
本文と画像をもとに、EPUB形式のファイルを作成します。
変換後は、目次、本文、画像、改ページ、リンクなどが正しく表示されるか確認します。
5. 販売サービスに登録する
Amazon Kindle Direct Publishingや楽天Koboライティングライフなど、利用したい販売サービスに登録します。
書籍情報、表紙画像、本文ファイル、価格などを設定し、審査を経て公開されます。
アースト ITマンツーマンでできること
アースト ITマンツーマンは、パソコンやスマートフォンの使い方を学ぶ、マンツーマン・スタイルのリモートレッスンサービスです。
電子書籍制作についても、本文の整理、表紙作成、EPUB化、販売サービスへの登録準備などを、実際の画面を見ながら一緒に確認できます。
このようなご相談に対応できます
- 自分の文章を電子書籍にしたい
- 自分史やエッセイを一冊にまとめたい
- Wordで作った文章を電子書籍用に整えたい
- EPUBとは何か知りたい
- 表紙画像を作りたい
- Kindleや楽天Koboへの公開準備をしたい
- 写真集や作品集を電子書籍化したい
- 電子書籍用の画像サイズやレイアウトを確認したい
電子書籍制作は、文章を書くだけでなく、データ整理、画像準備、EPUB化、販売ページの設定など、いくつかの作業を組み合わせて進めます。
初めての方でも、必要な作業を一つずつ確認しながら進めることで、自分の文章や作品を電子書籍として形にしやすくなります。
まとめ
電子書籍は、個人でも自分の文章や作品を公開できる身近な出版方法になっています。
EPUB形式を使えば、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダーなど、さまざまな端末で読みやすい電子書籍を作ることができます。
一方で、読みやすい電子書籍にするには、本文の整理、見出し構成、表紙画像、EPUB変換、表示確認などが必要です。
自分史、小説、エッセイ、写真集、作品集などを電子書籍として残したい方は、まずは内容を整理するところから始めてみるとよいでしょう。
アースト ITマンツーマンでは、電子書籍制作やEPUB化についても、実際の画面を見ながら分かりやすくサポートできます。
電子書籍作成でお困りの方は、アースト ITマンツーマンへお気軽にご相談ください。


