「電源は入るのにWindowsが起動しない」「メーカーのロゴまでは出るが、その後は画面が真っ暗」――。
この症状は一見すると重大な故障に見えますが、実際には ストレージ(HDD/SSD)の劣化や故障が原因になっているケースが少なくありません。
今回は、出張訪問で原因を切り分け、HDD不良の判定 → SSDへ換装 → 旧HDDからデータ移行まで行って復旧した事例をご紹介します。
ご依頼内容(実際のご相談)
お客様より「パソコンが立ち上がらなくなったので、出張で見てほしい」というご依頼をいただき、訪問対応しました。
対象のPCは、ドスパラ販売のオリジナルモデル PEGATRON のノートPCです。
症状の確認(現地での状況)
現地で確認したところ、以下の状態でした。
- 電源は入る
- メーカー(ロゴ)画面は表示される
- しかし、その後 画面が真っ暗になり先へ進まない
- 何度起動しても同じ状態になる
このパターンは、OSの不具合だけでなく、ストレージ読み込みが不安定になっている場合にも起きます。そこで、まずはハード側を含めて切り分けを行いました。
原因の切り分け:内蔵HDDの不良を確認
検証を進めたところ、内蔵ハードディスクに 不正ブロック(読み書きエラー) が検出されました。
経年劣化によってHDDの状態が悪化し、起動に必要なシステム領域の読み込みが阻害されている可能性が高いと判断しました。
サポート内容(当社が実施した作業)
1)SSDへの換装(お客様がSSDをご用意)
お客様は以前から「機会があればSSDにしたい」とお考えで、交換用SSDをご用意されていました。
そこで、内蔵HDDをSSDへ換装しました。
2)旧HDDからのデータ移行
旧HDDから必要データを移行し、従来の作業環境を引き継げるよう対応しました。
※HDDが不安定な場合、状態が悪化するとデータ救出が難しくなることがあります。今回は早めにご相談いただけたため、移行作業まで実施できました。
結果:起動・動作が大幅に改善
SSD換装後は正常に起動するようになり、起動時間も 以前の半分以下になりました。
全体の動作も体感で明らかに軽くなり、お客様にも改善を実感いただけました。
まとめ|ロゴ後に真っ暗になる症状は「ストレージ劣化」が原因のことも
ロゴ画面の後にブラックアウトする症状は、HDD/SSDの劣化・故障が原因になっているケースがあります。
この状態で再起動を繰り返すと、さらに状態が悪化し、データ救出が難しくなることもあるため、早めの点検・対処が重要です。
当社では、今回のように 出張での原因診断 → SSD換装 → データ移行まで一括で対応可能です。
「急ぎで復旧したい」「データを残したい」「SSD換装も行いたい」という場合は、お気軽にご相談ください。


