医療機関で使う専用ソフトは、一般的なアプリと違い「インストールできれば終わり」ではありません。
PC入れ替え時には、ライセンス認証の手続き、周辺機器の再設定、ネットワークの調整などが必要になることが多く、診療や院内業務に影響が出ないよう段取りよく進めることが重要です。
今回は、当社が保守対応している歯科医院様にて、新しいPC導入に伴う 専用ソフトのインストールとライセンス認証を、出張で対応した事例をご紹介します。
ご依頼内容(実際のご相談)
保守契約先の歯科医院様で新しいPCを導入することになり、以下の作業をご依頼いただきました。
- 歯科医院で使用する 専用アプリケーションのインストール
- 利用開始に必要な ライセンス認証(アクティベーション)
- 併せて、院内の周辺機器(プリンタ等)やネットワークの不調も見てほしい
対象のアプリは、患者さんの歯の状態をCTでスキャンし、そのデータを加工して治療工程に活用する用途のソフトとのことでした。医療系ソフトは導入条件が特殊な場合も多く、確実に動作する状態まで整える必要があります。
サポート内容(当社が実施した作業)
1)専用ソフトのインストール
新しいPCに、歯科医院専用ソフトをインストールし、起動・動作の基本確認を行いました。
2)ライセンス認証(海外サポートとの調整)
今回のソフトは販売元に日本法人がなく、認証手続きも国内窓口だけで完結しない状況でした。
そのため、販売元(米国)のサポートセンターと 英語で直接やりとりしながら、必要情報の確認と認証作業を実施しました。
時差の都合で深夜帯の対応となりましたが、サポートと連携しながら作業を進め、約1時間ほどでライセンス認証まで完了。そのまま実運用に入れる状態まで確認しました。
3)院内プリンタの入れ替え(別件対応)
以前から紙詰まりや印刷トラブルが出やすかったプリンタを、Wi-Fi接続対応の小型レーザープリンタへ交換。
院内の複数PCから利用できるよう、設置・接続・印刷テストまで対応しました。
4)院内ネットワーク/複合機の不安定さの改善(別件対応)
「院内の無線が不安定」「小型複合機の挙動が怪しい」という申告があったため、機器側の状態を確認。
結果として、ファームウェア更新を実施し、動作が安定することを確認しました。
この記事のポイント(同じトラブルを防ぐために)
医療機関の専用ソフト導入でつまずきやすいのは、主に次の点です。
- PC入れ替え後に、ライセンス認証が通らず使えない
- 販売元が海外で、問い合わせが英語/時差対応になる
- 周辺機器(プリンタ・複合機)や院内ネットワークの影響で、業務が止まる
「当日は診療があるので止められない」環境だからこそ、事前準備と当日のチェックが重要になります。
まとめ|専用ソフトは“認証まで完了して初めて導入完了”。院内機器もまとめて対応できます
今回のケースでは、新PC導入にあわせて専用ソフトのインストールからライセンス認証まで行い、販売元(米国)サポートとも連携して 実運用可能な状態まで復旧・確認しました。
また、院内のプリンタ入れ替えやネットワーク機器のファームウェア更新など、関連する周辺トラブルもまとめて対応し、業務が滞らない環境づくりをサポートしました。
当社では、医療機関・歯科医院向けに
専用ソフトの導入(インストール/ライセンス認証)、院内ネットワーク・周辺機器の不調対応まで、出張で一括対応可能です。
導入や入れ替えをご検討の際は、お気軽にご相談ください。


