「LANケーブル(有線)ならインターネットに繋がるのに、Wi-Fi(無線)だと繋がらない」
この症状は、回線やルーターの不具合に見えて、実は PC側(無線機能・ドライバ・設定)の問題が原因になっていることがよくあります。
今回は、当社にご依頼いただいた実例をもとに、切り分けの考え方と復旧までの流れを紹介します。
ご依頼内容(実際のご相談)
お客様より「有線ではインターネットに繋がるが、無線(Wi-Fi)では繋がらない」というご相談のお電話をいただきました。
早急に原因を切り分けるため、まずはリモートでPCの状態を確認することになりました。
まず行った確認:PC側でWi-Fiが“認識されているか”
リモートで状況を確認したところ、Wi-Fiに繋がらない以前に、無線LAN(Wi-Fi)の機器自体がPC上で認識されていない状態であることが分かりました。
この時点で、ルーターや回線の不具合よりも、PC本体側の原因(ドライバ/無線機能/デバイス不調など)が濃厚と判断できます。
そこで後日、PCを弊社へお持ち込みいただき、詳しい検証と修理対応を行うことになりました。
サポート内容(当社が実施した作業)
お預かりした機種は Panasonic製 Let’s Note シリーズのノートPCです。
1)無線LANアダプタの状態確認
まず、無線LANアダプタがOS上で正常に認識されているかを確認しました。
結果として、無線LANアダプタが正しく動作していない(認識されない)状態であることを確認しました。
2)原因の特定:無線LANドライバが未更新
原因を調査したところ、Wi-Fi(無線LAN)のドライバが更新されていないことが影響していると判断しました。
Windowsの更新や、長期間の利用によってドライバが古いままだと、あるタイミングから突然Wi-Fiが不安定になったり、今回のように“認識されない”状態になることがあります。
3)無線LANドライバの更新 → 接続復旧
該当する無線LANドライバを適切に更新したところ、無事に Wi-Fiでインターネット接続できる状態へ復旧しました。
同じ症状で多い原因(チェックポイント)
「有線はOK・無線だけNG」の場合、よくある原因は次のとおりです。
- 機内モードがONになっている/Wi-FiがOFFになっている
- 無線LANアダプタが 無効化されている(設定・キー操作など)
- ドライバ不具合/古いドライバのまま(OS更新後に起きやすい)
- デバイスマネージャで無線LANに エラー表示(!) が出ている
- 省電力設定で無線が落ちる(電力節約でOFFにされる等)
- (まれに)無線LAN自体の故障
まず自分でできる簡易チェック
ご相談前に、以下を確認すると原因が絞れます。
- Wi-FiがONになっているか(機内モードがOFFか)
- デバイスマネージャに無線LANアダプタが表示されているか
- エラー表示(!)が出ていないか
- 可能なら ネットワークのリセット(Windows設定から実行)
- メーカーPCの場合、メーカー提供の 無線LANドライバがあるか確認
まとめ|Wi-Fiが繋がらないときは、まず「PC側の認識」を確認
今回のケースでは、リモート確認の段階で「Wi-Fi機器がPCに認識されていない」ことが分かり、原因はルーターや回線ではなく、PC側(無線LANドライバ未更新)でした。
ドライバを適切に更新することで、無事に無線でのインターネット接続が復旧しています。
当社では、状況に応じて リモートでの初期切り分けから、持ち込み修理・訪問対応まで柔軟に対応しています。
「急ぎで復旧したい」「原因がPCかルーターか分からない」という場合も、お気軽にご相談ください。


