以下のようなご依頼を頂きました。
急遽、職場でPowerPointを使った発表をしなければならなくなった。でもPowerPointは使ったことがない。発表まであと2日しかないので、一緒に作って欲しい
Word、Excelと比べて、使う機会が多くないPowerPointですが、使うときは突如としてやってきます。そんなときは、ぜひアーストまでご用命ください。
さて、突然ですが、発表のコツはPowerPointを使いこなしてキレイなスライドを作ることではありません。コツは一つしかありません。
数分間という短い間でどれだけ聴衆を惹きつけられるか
言い換えれば次のようになります。
短い時間で聴衆を惹きつけられるスライドの作り方 = PowerPointの使い方
そのために必要なPowerPointの機能は、決して「スライドのテーマの選び方」「配色」「アニメーションの使い方」ではなく、「テキストの配置」や「箇条書き」といった本当に基本的なものだけなのです。PowerPointのスライド作成に必要なのは機能の理解ではなく発表技術そのものなのです。一番必要なのは以下に限ります。
数分間で聴衆を惹きつける論理の構成力
スライドに書いてあることは発表まで聴衆の目に入りません。聴衆は発表の瞬間に初めてスライドを見ることになります。発表者はスライドの内容については熟知しているのが普通ですし、しかも何時間も構成を練ってスライドを作成しています。普通に話すだけでは、聴衆と発表者が同じ理解度に達するのは不可能なのです。そういう前提でスライドを作ると、
- スライド1枚に書ける内容はせいぜい4行
- 目に入った瞬間に理解できる簡易な表現
- 簡易ではあるが発表の全体像をカバーする汎用性
- トップダウン
- 段階的詳細化
- 発表練習
のような、発表技術が必要だとわかるかと思います。
アーストにて練習して頂ければと思います。