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201510/26

アーストサポート日誌より『第14話 アップルのP』

1510アップルのP
皆さんは「フォネティック・コード」という単語をご存知でしょうか。
電話窓口のオペレーターを経験されている方なら耳にしたことがあるかもしれません。
ですが、一般的にはそれほど広く知られている単語ではないかと思います。

何に使うかというと、電話でのアルファベットの聞き間違えを防ぐために使います。
「フォネティック」は”phonetic”と綴り、「音で表した」といった意味の形容詞です。

アルファベットの中には、“B”と”D”、”I”と”Y”など、似たような音のものが多数存在します。ですので、聞き間違えを防ぐために、一般的な単語とその頭文字を相手に伝えます。例えば”B”なら「ビートルズのB」といった具合です。

普段の業務の中で、お客様から修理を承ってからメーカーさんへ電話をすることがあります。その時に製品の型番やシリアルナンバーをやり取りすることがあります。

普通に使っていれば、皆さんがそれほどシリアルナンバーを気にすることはないかもしれません。しかし、シリアルナンバーは桁数が多かったり、ランダムな文字列が含まれています。ですので、伝え間違えのないように一文字一文字を慎重に確認するようにしています。

私はごく一般的な国の名前をフォネティック・コードとして使うようにしています。
「チャイナのC」、「数字の02」、
「アメリカのA」、「メキシコのM」、「パリのP」…

こんな風に伝えると、メーカーの窓口のオペレーターさんも同じように復唱してくださいます。
「チャイナのC」、「数字の02」、
「アップルのA」、「マックのM」、「アップルのP」…

………ん?んん??

「アップルのA」は良いとして、後はふたつは何なんだ!?
自社製品の押し売りか。いや、それ以上に「アップルのP」ってなんだ?

こんなに斜め上の復唱が返ってくると、なんだか打ちひしがれてしまいます。
まあ、間違えがなければ問題は全くないのですが…
なんとなく敗北感のようなものを感じたりします。

そんな出来事を弊社スタッフに相談してみると、彼はガッツポーズできっぱりこう言い切りました。

「アーストのA」!
「アーストのR」?
「アーストのS」!?
「アーストのT」!!??
(彼曰く、「4文字もいける」だそうです)

皆さんも、紛らわしいアルファベットを伝えるときには押し売りせずに、
一般的なフォネティック・コードを活用してみてくださいね。
(ちなみに「ロシアのR」「スペインのS」「東京のT」などと伝えるとわかりやすいかと思います。)

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